潤滑用ローション(潤滑剤)にはさまざまな種類や質感がありますが、人によって「これは嫌だ」と感じる特徴がいくつか共通しています。ここでは、不快感やトラブルのもとになりやすい“いやな潤滑用ローション”の特徴を詳しく解説します。
1. ベタベタしていつまでも乾かない/逆にすぐ乾く
ベタつきすぎるローションの問題点:
- 肌の表面にずっと残り、ぬめりが落ちず不快
- 使用後に服や寝具に付着してベタベタ感が残る
- 洗い流しにくいことが多く、肌荒れの原因になることも
すぐに乾いてしまうローションの問題点:
- 潤滑力が長続きせず、途中で不快感や摩擦を感じる
- 使い直しが頻繁に必要で集中できない
- 粘膜がこすれてヒリヒリすることもある
2. 香料が強すぎる・不自然な匂いがする
- フルーツや花などの香りが「強すぎる」「安っぽい」と感じることがある
- 長時間残る香りが、肌や体臭と混ざって不快に感じる人も多い
- 一部の人にはアレルギーや頭痛の原因にもなるため注意が必要
3. 成分に不安がある(肌トラブルの原因)
- 防腐剤や人工着色料が多く含まれると、かゆみ・赤み・ヒリヒリ感の原因に
- 安価すぎる製品には品質が不安定なものがあり、皮膚刺激や感染リスクも否定できない
- 医療グレードでない、もしくは成分表示が曖昧な製品は避けるべき
4. におい移りや色移りをする
- 色付きローションや香り付きローションは、シーツや服にシミやにおいが残る場合がある
- 洗濯しても落ちにくい場合があり、後処理が面倒になる
5. 洗っても落ちにくい
- 特にシリコン系のローションは非常に滑りが良い一方で、石けんでないと落ちにくく、肌に残る感じがある
- 肌がべたついたままになると、不快感だけでなく吹き出物やかゆみの原因にも
6. 粘度が高すぎる or 低すぎる
- 粘度(とろみ)が強すぎると、伸ばしにくく、使用中に不自然な感触になる
- 逆に粘度が低すぎるとサラサラしすぎて、すぐに垂れてしまったり効果が薄いと感じることも
- 使用シーンによって合う・合わないがあるため、汎用性がないと「使いづらい」と感じやすい
7. 冷たすぎる or 温度に敏感すぎる
- 冷たいまま肌に触れると「びくっ」としてしまい、ムードが壊れることがある
- 温めて使おうとしても、**加熱に弱い成分(変質する)**があると安全性に問題が出る
8. 海外製で規格が合わない/体質に合わない
- 一部の海外製品は香料や保存料の使用基準が異なり、日本人の肌に合わないこともある
- パッケージが読めず、成分や使用法が分からずに不安を感じる要因になる
■ まとめ:いやなローションの主な特徴とは?
- べたつきすぎる、またはすぐ乾く
- 香りが強すぎる・不自然
- 肌トラブルを起こす成分が入っている
- 落ちにくい、におい・色が残る
- 粘度が極端で使いにくい
- 温度に弱く、冷たすぎたり熱に弱い
- 規格や体質に合わない
✅アドバイス:
「いやだな」と感じたローションがある場合は、製品名や使用感を記録しておき、次回の選定に活かすことが大切です。合わない製品を無理に使い続けず、成分や使用感が自分に合う製品に切り替えることが快適な使用につながります。
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