潤滑用ローションの代わりに唾液(つば)を使うことが「汚い」「不衛生」「不愉快」と感じられる理由について詳しく解説します。
■ 唾液を潤滑剤代わりに使うことの問題点
1. 衛生面のリスク
- 唾液は口内の細菌やウイルスを多く含んでいます。
- 口の中には善玉菌だけでなく、虫歯菌や歯周病菌、さらには風邪やヘルペスなどのウイルスも存在します。
- 唾液を皮膚や粘膜に塗ることで、これらの微生物が感染や炎症を引き起こすリスクがあります。
- 特に性感染症(STD)を持つ場合、唾液を介して相手に感染を広げる危険性もあります。
2. 潤滑効果の不十分さ
- 唾液は水分量が多く粘度が低いため、長時間の潤滑には向いていません。
- すぐに乾燥しやすく、摩擦が増えて逆に皮膚や粘膜を傷つける原因になることがあります。
3. 心理的・感覚的な不快感
- 唾液を潤滑剤代わりに使う行為は、多くの人にとって「汚い」「不快」と感じられやすいです。
- 口の中の味や匂い、唾液の粘り気や質感が不快に感じる場合が多いです。
- こうした感覚は個人差がありますが、特に衛生面に敏感な人にとっては強い抵抗感を生みます。
4. 代替品としての信頼性の低さ
- 市販の潤滑用ローションは、潤滑効果、安全性、肌や粘膜への優しさを考えて設計されています。
- 唾液はこれらの面で性能が劣り、不快感や肌トラブルのリスクが高いので、代替品として推奨できません。
■ まとめ
- 唾液は細菌やウイルスが多く含まれており、不衛生で感染症リスクが高いため、潤滑用ローションの代わりに使うのは衛生的に問題があります。
- また、潤滑効果が短時間で切れやすく、摩擦を増やし皮膚や粘膜のダメージにつながる可能性があります。
- 感覚的にも「汚い」「不快」と感じる人が多く、心理的な負担になることも少なくありません。
- 潤滑用ローションは安全で快適な使用を目的に作られているため、唾液の代わりに使うのはおすすめできません。
コメント