iPhoneをうっかりお風呂の湯船に落としてしまった――これは一見「防水だから大丈夫でしょ?」と思いがちですが、実は大きなリスクがあります。
水没による故障は時間との勝負なので、早急かつ正確な対処が必要です
ここでは、iPhoneをお風呂の湯船に落としたときの正しい対策・対処法を詳しく解説します。
🚨 最優先:絶対にやってはいけないこと
まず、焦ってやってしまいがちなNG行動をチェック!
❌やってはダメなこと | 理由 |
---|---|
電源を入れる/使い続ける | 内部に水が入った状態で通電するとショートのリスク |
充電する | 水濡れ状態での充電は大変危険(火花・ショート) |
振る・ドライヤーで乾かす | 水が内部にさらに広がったり、熱でパーツが故障 |
放置して自然乾燥のみ | 内部腐食が進行し、取り返しがつかなくなることも |
✅ 湯船に落とした直後の対処手順
1. 速やかに取り出す
- 1秒でも早く湯船から救出しましょう
- 落とした直後の反応が遅れるほど、水の侵入が深刻化します
2. 電源を切る(またはすでに切れているなら入れない)
- 【Face ID搭載機】:音量ボタン + サイドボタン長押し → スライドでオフ
- 【ホームボタン搭載機】:サイドボタン長押し → スライドでオフ
※ 電源が入っていない場合は、絶対に入れないこと!
3. iPhoneの外側を拭く・SIMカードを取り出す
- 清潔な布やペーパーで丁寧に水分を拭き取る
- SIMトレイを取り出し、中の水分を逃がす&SIMを乾燥
- イヤホンジャックやスピーカーは下向きにして水抜き
📌 湯船はお湯+湿気+入浴剤成分が加わっているため、通常の水没よりも腐食・不純物の影響が強いです。
4. 乾燥剤と一緒に密閉保管(48〜72時間)
手順:
- ジップロックや密閉容器にiPhoneを入れる
- 乾燥剤(シリカゲルなど)を多めに同封
- 通気性の良い涼しい場所で48時間以上放置
- SIMトレイは取り外したままがベター
※ お米で代用する方法もありますが、できれば専用の乾燥剤を使う方が効果的です。
🔍 乾燥後に確認すべきチェックポイント
48時間以上乾燥させた後、以下のポイントをチェックしましょう:
項目 | チェック内容 |
---|---|
電源が入るか | 起動できるか・挙動がおかしくないか |
画面表示 | にじみ・変色・点滅などの異常がないか |
タッチ操作 | 反応が遅い/誤作動がないか |
音声 | スピーカー・マイクが正常か |
カメラ | 曇り・ピント不良がないか |
充電 | Lightningポートが反応するか、接触不良がないか |
⚠️ 不具合がある場合の対処法
もし次のような症状が出ているなら、水没による内部の腐食や基板故障の可能性があります。
- 起動しない、すぐ落ちる
- 画面がチカチカ・反応しない
- スピーカー・マイクが使えない
- カメラが曇る/映らない
- 充電ができない/異常に遅い
➤ その場合は:
- Apple公式サポートまたは正規修理店にすぐ相談を
- AppleCare+加入者であれば水没も「過失による損傷」として安価に交換可
- データが重要な場合は、データ復旧専門業者に依頼すれば救える可能性あり
💡 補足:iPhoneの「防水性能」は完璧ではない
iPhoneは一部モデルでIP68等級の耐水・防塵性能がありますが…
誤解されやすい点 | 実際のところ |
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防水だから湯船に落としてもOK | ❌ 高温・湿気・入浴剤は想定外のダメージ |
お湯やシャワーでも問題ない | ❌ お湯は水より侵食性・腐食性が高い |
🔴「耐水≠完全防水」。特にお湯・湯気・石けん・シャンプー・入浴剤などは、水よりもはるかにダメージが大きくなります。
✅ 今後のためにできる予防策
- お風呂に持ち込むときは防水ケースやポーチを使用する
- 湯船のフチや棚に直置きしない(落としやすい)
- iPhoneはなるべく高温多湿な場所に置かない
- 定期的にiCloudやPCにバックアップをとる
- **AppleCare+**への加入を検討(万が一に備える)
📝 まとめ:湯船に落としたときの対処法
ステップ | 内容 |
---|---|
① すぐ取り出す | 水没時間を最小限に |
② 電源を切る | 通電=ショートのリスクを回避 |
③ 拭き取り・SIMトレイ外し | 優しく水分除去 |
④ 乾燥剤で48時間乾燥 | 湿気と腐食対策 |
⑤ 動作確認 | 電源・音・カメラなどをチェック |
⑥ 不具合あれば修理・相談 | Appleや専門店へGO |
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