iPhoneのパスキー設定は、基本的にはパスキーに対応しているサービスのセキュリティ設定から「パスキーを追加」するだけです。iPhoneでは主にFace ID・Touch ID・iPhoneのパスコードを使ってパスキーを利用します。
iPhoneでパスキーを設定する基本手順
① iPhoneを最新の状態にする
まず、
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
からiOSをできるだけ新しい状態にしておきます。
② パスキーを設定したいサービスにログインする
例えば、
- Microsoft
- Amazon
- その他のパスキー対応サービス
などです。
サービスのアプリやWebサイトを開き、自分のアカウントにログインします。
③ 「セキュリティ」の設定を開く
サービスによって表示は違いますが、
アカウント設定
→ セキュリティ
→ パスキー
→ パスキーを追加
といった項目を探します。
「Passkey」「パスキーを作成」などと表示される場合もあります。
④ 「パスキーを追加」をタップする
パスキーの登録を開始すると、iPhoneから本人確認を求められます。
例えば、
Face ID
または
Touch ID
または
iPhoneのパスコード
で認証します。
⑤ 登録完了
本人確認が成功すれば、パスキーの登録は完了です。
次回から対応サービスにログインするときは、
パスキーを選択
↓
Face ID・Touch IDなどで本人確認
↓
ログイン
という流れになります。
Face ID=パスキーではない
ここは非常に重要です。
Face IDそのものがパスキーではありません。
それぞれ役割が違います。
| もの | 役割 |
|---|---|
| パスキー | Webサイト・サービスへのログインに使う「鍵」 |
| Face ID | iPhoneを操作している本人か確認する方法 |
| Touch ID | 指紋による本人確認方法 |
| iPhoneのパスコード | 本人確認・端末保護に使う暗証番号 |
つまり、
Face IDで本人確認
↓
iPhoneに保存されたパスキーを使用
↓
サービスにログイン
という仕組みです。
iPhoneに登録したパスキーはiPadやMacでも使える?
条件を満たせば使えます。
iCloudキーチェーンを利用している場合、パスキーがApple Accountを通じて対応するAppleデバイス間で同期されることがあります。
例えば、
iPhoneでパスキーを作成
↓
iCloudキーチェーンで同期
↓
iPadやMacで同じサービスにアクセス
↓
保存されたパスキーを利用
という使い方ができます。
そのため、iPhone・iPad・Macを複数使っている人には特に便利です。
パスキーを設定したらパスワードは不要?
必ずしも不要になるわけではありません。
サービスによっては、
- パスキーでログイン
- パスワードでログイン
の両方を利用できます。
ただし、パスキーを利用すれば、パスワードを入力する機会を減らせます。
iPhoneでパスキーを使うメリット
1.フィッシング詐欺に強い
パスワードの場合は、偽サイトに入力してしまうと盗まれる危険があります。
パスキーは公開鍵暗号を利用するため、通常のパスワードよりもフィッシング攻撃に強いのが大きなメリットです。
2.パスワードを覚えなくていい
複雑なパスワードを覚えたり、毎回入力したりする負担が減ります。
3.パスワードの使い回しを防げる
パスワードを複数サービスで使い回す必要がなくなります。
4.Face IDだけでログインできる場合がある
対応サービスなら、
パスキーを選択 → Face ID → ログイン
という非常に簡単な操作になります。
ただし「パスキー=絶対安全」ではない
パスキーはかなり安全な仕組みですが、これだけで全ての情報漏洩を防げるわけではありません。
例えば、
- iPhoneのパスコードを他人に知られる
- Apple Accountを乗っ取られる
- 不正なアプリをインストールする
- SNSなどに個人情報を自分で公開する
- サービス運営会社から情報が漏洩する
- メールアカウントを乗っ取られる
といった問題は別に対策する必要があります。
したがって、
パスキー
+
Face ID・強力なパスコード
+
Apple Accountの2ファクタ認証
+
iOSを最新にする
+
不審なサイト・メールを避ける
という組み合わせが重要です。
結論
iPhoneでパスキーを設定する方法は、
対応サービスにログイン
→ セキュリティ設定
→ 「パスキーを追加」
→ Face ID・Touch ID・パスコードで認証
→ 登録完了
と考えればOKです。
そして、**「Face IDがパスキー」なのではなく、「Face IDで本人確認をして、パスキーというログイン用の鍵を使う」**と覚えておくと、パスキーの仕組みがかなり分かりやすくなります。


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