ロシアの概要と基本情報
1. 成り立ち・歴史
- 広さ:国土面積は約1,710万 km²で世界最大、日本の約45倍。人口は約1億4,600万人。首都はモスクワ。
- 歴史的背景:
- 9世紀頃のキエフ公国がルーツ。
- 16世紀に「ロシア・ツァーリ国」として帝国化。
- 1917年のロシア革命で帝政崩壊、1922年にソビエト連邦誕生。
- 1991年、ソ連崩壊とともに現在のロシア連邦が成立。
- 現在は広大な資源大国でありつつ、ウクライナ戦争の影響で国際社会との関係が大きく変化しています。
2. 観光はできるか?
- 戦争以前は観光地が多く、代表的なのは:
- モスクワ:赤の広場、クレムリン、ボリショイ劇場。
- サンクトペテルブルク:エルミタージュ美術館、運河と宮殿群。
- バイカル湖:世界最深の湖でユネスコ世界遺産。
- カムチャツカ半島:火山と温泉、自然豊かな観光地。
- 2025年現在:外務省はロシア全土を「レベル3:渡航中止勧告」、ウクライナ国境付近は「レベル4:退避勧告」としています 。
- 日本からの観光は事実上困難で、直行便も停止が続いています(ANA・JALは運航を見合わせ中)。
3. 災害の多さ
- 地震:日本ほど多発しませんが、カムチャツカ半島・千島列島など太平洋プレート周辺は大地震の可能性があります。
- 森林火災:シベリアで夏に大規模な森林火災が頻発。
- 寒波・豪雪:冬は極端な寒さによる被害や交通麻痺が起きやすい。
- 洪水:シベリアや極東地域の河川で春先の雪解けにより洪水が発生することがあります。
4. 日本からの距離
- 東京(成田)からモスクワ(シェレメチェボ国際空港)までの直線距離は約 7,526km。飛行時間は直行便で約10時間でしたが、現在は直行便運休のためヨーロッパや中東経由が必要です 。
まとめ
ロシアは世界最大の面積を持つ資源大国で、帝政ロシアからソ連を経て現在のロシア連邦に至る歴史を持ちます。観光資源は豊富ですが、2025年現在はウクライナ戦争や国際情勢の影響で日本政府が渡航中止を勧告しており、観光は難しい状況です。自然災害は日本ほどの地震は少ないものの、寒波や森林火災など独自のリスクがあります。日本からは直線距離で7,500kmほど離れています。
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