【つらい】ドバイがメチャメチャ暑いのは何故？原因と暑さ対策【涼しくしたい・熱中症・日差し・温暖化】

ドバイ（アラブ首長国連邦・UAE）が「かなり暑い」と言われる主な原因と、旅行者・在住者が取るべき現実的な暑さ対策を、気候、地理、生活スタイルの面から詳しく解説します。

■ ドバイが暑くなる原因

1. 砂漠性気候による極端な高温

• ドバイは亜熱帯乾燥気候（砂漠気候）に属し、夏季（6〜9月）は日中の気温が45〜50℃に達することもあります。
• 日差しの強さだけでなく、地面からの照り返しや熱風も体感温度を大幅に上昇させます。

2. 高湿度による体感温度の上昇（特に沿岸部）

• ドバイは海に面しており、湿度が非常に高くなることもある（最大で80〜90％）
• 湿度と気温が組み合わさると、体感温度は60℃近くになることもあり、危険水準です

3. 都市構造によるヒートアイランド現象

• 高層ビル群やアスファルトが蓄熱し、夜になっても熱がこもり続ける
• 特にダウンタウンやビジネスベイなどの高密度エリアでは、風が抜けにくく、熱が滞留

4. 太陽光の照射が非常に強い

• ドバイは日照時間が長く、1年で晴天日数が約340日
• 紫外線（UV指数）は**常に高レベル（10〜12）**で、肌・目・体力への影響が強い

■ ドバイでの具体的な暑さ対策（旅行者・居住者向け）

1. 行動時間を調整する（屋外は午前 or 夕方以降）

• 午前10時〜午後4時の屋外活動は避ける（多くの地元住民も屋内に留まる）
• 外出は早朝または夕方〜夜間に限定するのが基本
• 一部の観光地やマーケットは夜間営業している

2. 通気性・遮熱性の高い服装＋肌の露出対策

• 日差しが強いため、長袖・長ズボン（リネンやコットン素材）で肌を守るのが原則
• 現地の人々（男女とも）も全身を覆う衣服を着ているのは、暑さと紫外線から身を守るため
• 白やベージュなどの明るい色の服が日光を反射しやすくおすすめ

3. 紫外線対策を徹底する

• SPF50＋PA++++の日焼け止めを塗る（数時間おきに塗り直す）
• サングラス（UVカット）・帽子・日傘を併用
• ドバイでは男性もサングラスと日傘を使用するのが一般的

4. 冷房環境を中心に行動する

• ドバイは世界でも有数の冷房社会。すべての建物・モール・交通機関が冷房完備
• 屋外と屋内の気温差（10〜20℃以上）に備えて、薄手の上着を携帯
• 移動はタクシーやメトロなど冷房のある交通手段を活用

5. 水分・塩分補給をこまめに行う

• 大量に汗をかかずとも脱水が進む「隠れ脱水」に注意
• ミネラルウォーターの携帯が必須。1日2～3Lの水分補給が推奨
• 暑さで食欲が落ちる場合は、スポーツドリンク・経口補水液（ORS）・スープ類が有効

6. 建物や公共スペースを上手に利用

• 世界最大級の屋内施設（例：ドバイ・モール、モール・オブ・ジ・エミレーツ）は冷房が強力で快適に過ごせる
• 地下通路、ショッピングモール、ホテル間のスカイブリッジなど、日差しを避ける移動ルートを活用

■ 注意が必要な人（高齢者・子ども・妊娠中の方）

■ ドバイの暑さ対策まとめ

▼ 暑くなる原因

▼ 有効な対策

■ 補足：現地で使える便利な暑さ対策グッズ