ライブが中止になった場合、チケット代が補填(返金)されるかどうかは、主に以下のポイントに左右されます。表は使わず、ひとつひとつ詳しく説明します。
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1. **主催者の判断による中止(例:出演者の体調不良・機材トラブルなど)
→ 基本的には全額返金されるのが一般的**
このような中止は「主催者都合」として扱われるため、チケット代の全額が払い戻されることがほとんどです。プレイガイド(チケットぴあ、イープラスなど)から購入した場合は、各社の案内に従って、所定の期間内に手続きする必要があります。
注意点:
チケットの発券手数料やシステム利用料は返金されないことがある。
返金方法は「クレジットカードへの自動返金」か「コンビニなどでの払い戻し」になる。
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2. **天候・災害などの不可抗力による中止
→ ケースバイケースだが、多くの場合は返金される**
台風や地震など、誰にも責任がない「不可抗力」による中止でも、主催者が返金対応を行うことが多いです。ただし、以下の点に注意が必要です。
注意点:
「払い戻し対象外」とチケット購入時に明記されていた場合、返金されないこともある。
主催者側が「別日程で振替公演を行う」と発表した場合、チケットは振替公演で有効となり、返金は希望者のみ受付、という形式になることもある。
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3. **観客側の事情による不参加(例:体調不良、都合が悪くなったなど)
→ 原則として返金されない**
自分自身の都合や体調などで参加できなかった場合は、ライブ自体が開催されていれば、返金は受けられません。
ただし、最近では次のような例外もあります:
例外的な取り組み:
新型コロナ禍以降、一部のイベントでは「感染が疑われる場合は返金可」などの特別ルールを設けていたケースもあります。
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4. **ライブ中に途中で中止になった場合(例:1曲だけ演奏して中止)
→ 返金の有無は進行状況による**
例えば、以下のように状況が分かれます:
開演直後に中止になった場合: 全額または一部返金される可能性が高い
公演の大部分が終了していた場合: 返金なし、または一部のみ返金
主催者の判断や契約内容によって異なるので、アナウンスを確認する必要があります。
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5. 返金の方法と期間
返金される場合でも、以下のことに気をつける必要があります:
返金受付期間が限られている(例:1〜2週間以内)
手続き方法がプレイガイドや購入方法によって異なる
チケット現物が必要な場合もある
受付期間を過ぎると返金対象外になることが多いため、必ず公式サイトや購入元からの案内をチェックしましょう。
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まとめ(要点の整理)
主催者側都合の中止:→ 原則返金あり
天候・災害など:→ 原則返金あり(条件付きもある)
自分の都合:→ 返金なし
途中中止:→ 公演の進行度合いによって異なる
返金には期限と手続きが必要
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不安がある場合は、チケット購入時に「返金規定」「中止時の扱い」などの利用規約をよく読んでおくことをおすすめします。
ライブが中止になったらチケット代は補填してもらえるの?泣き寝入り?

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