【潤滑】ローションを洗い流したら排水管や下水管は詰まる?【ぺぺ】【らぶ・ろーしょん】【てんが・ゼリー】

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ローション 疑問

潤滑用ローションを洗い流すことで、排水管や下水が詰まる可能性があるかどうかは、主に以下の3つの要素によって決まります:

  1. ローションの種類(成分)
  2. 使用量
  3. 流し方(洗い方)と環境

これらを踏まえ、以下に詳しく解説します。





🧴 1. ローションの種類別の詰まりリスク

✅ 水溶性ローション(水ベース)

主成分: 水、グリセリン、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)など
洗い流しやすさ: 非常に高い(水に完全に溶ける)

詰まりリスク:

  • 少量なら問題なし。
  • ただし、大量に使い、髪の毛や石けんカスと混ざると、ゼリー状の粘性物質となって排水トラップや配管内で蓄積する可能性があります。
  • 特に寒冷地や古い配管では、HECが固まりやすいことも。

🔧 対処法・予防策:

  • ローションを流す際は水やお湯と一緒に薄めながら流す
  • 流した後に40〜50℃程度のお湯をしっかり流す

⚠️ シリコン系ローション(オイルフリーでも水を弾くタイプ)

主成分: ジメチコン、シクロペンタシロキサンなど
洗い流しやすさ: 低(疎水性で水と混ざらない)

詰まりリスク:

  • 水に溶けないため、配管内部に油膜のように残る
  • 他の汚れ(石けんカス、髪の毛)と結びついて、ぬめりや蓄積物が形成される
  • 定期的な洗浄を怠ると、数ヶ月〜数年後に排水不良を起こすことも

🔧 対処法・予防策:

  • ローションを使った後は界面活性剤(台所用洗剤など)でしっかり洗浄
  • 月1回程度、排水管に熱めのお湯+洗剤、またはパイプ洗浄剤を流すと安心





❌ 油性ローション(ミネラルオイルや植物油ベース)

主成分: ワセリン、ミネラルオイル、ホホバオイル、ココナッツオイル等
洗い流しやすさ: 非常に低い(水を完全に弾く)

詰まりリスク:

  • 配管内にこびりつくため、排水詰まりの最大の原因
  • 油分が他のゴミ(髪の毛、繊維、石けんカスなど)と結合し、ヘドロのようなものを作りやすい
  • 温度が下がると固まりやすく、冬場に固着しやすい

🔧 対処法・予防策:

  • 使用後はまずペーパーなどで拭き取り、ゴミとして処分する
  • 決してそのまま洗い流さないこと(特に洗面所・家庭の排水管は弱い)
  • 定期的に高温のお湯や強力なパイプクリーナーで洗浄

💧 2. 下水道レベルでの影響

一般家庭で使用する分には、少量の水溶性ローションを流すことによる下水道詰まりのリスクは極めて低いです。ただし:

  • 飲食店・風俗施設などで大量に使用・流す場合
  • 大勢が同時に使用して高粘度のローションが大量に流れた場合

これらは集合住宅の排水管全体や下水道本管で詰まりを起こす例が現実に報告されています(特に油性・シリコン系が原因)。


✅ 結論まとめ

ローションの種類 詰まりやすさ 推奨処理方法
水溶性 低(大量でなければ問題なし) お湯で流す/排水管清掃
シリコン系 中(蓄積性あり) 洗剤+お湯/月1回清掃
油性 高(強い粘着性) 流さず拭き取り/絶対に直接排水しない

🧼 補足:家庭での安全な処理ガイド

  1. 使った後はまずティッシュなどで拭き取る
  2. 残ったものは界面活性剤(台所用洗剤)で乳化させてから流す
  3. 流した後は50℃程度のお湯を1〜2分流す
  4. 月に一度、排水溝の洗浄剤(パイプユニッシュ等)を使うと効果的




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