シェーバーから火が出るような重大トラブルは突然起こることもありますが、多くの場合、事前に何らかの「異常の予兆」があります。その予兆を見逃さず、早めに対処することで発火や火災を未然に防ぐことができます。
🔍 シェーバーから火が出る前兆・異常のサイン
以下のような症状が見られたら「故障の予兆」や「発火リスクの兆候」として要注意です。
1. 本体が異常に熱くなる
- 通常より手で持てないほど熱くなる場合は、内部のモーターやバッテリーに異常がある可能性が高いです。
- 特に充電中や使用中に熱がこもる場合は、発熱 → 発煙 → 発火の流れになりやすいです。
2. 異音がする(ジジジ・ガリガリ・キーンなど)
- モーターや駆動部分に毛くずや異物が詰まっていたり、内部の劣化で異常振動や回転不良が起きている可能性あり。
- 摩擦熱が発生しやすく、放置するとモーター焼損や発火につながります。
3. 異臭がする(焦げ臭い・電気臭)
- プラスチックが焼けたような臭い、薬品っぽい臭い、金属臭などは発煙・発火の前兆であることが多いです。
- 特に使用直後や充電中に感じたら即使用中止。
4. 煙が出る
- ごく微量でも白い煙・青白い蒸気のようなものが出た場合は、すでに内部が過熱しており危険な状態。
- 煙=発火直前と考え、すぐに電源を切って換気を行いましょう。
5. 充電時にバッテリーやコードが異常に熱くなる
- バッテリーの異常劣化、過電流、または純正でない充電器による過充電・ショートの危険。
- バッテリーが膨張・変形していれば非常に危険です(※リチウムイオン電池特有の火災リスク)。
6. 充電が異様に早く終わる or 異様に長く続く
- バッテリーが劣化し、電圧・電流制御に不具合がある可能性。それがショートや発熱の原因になることも。
7. 表面や内部が膨張・変形している
- 特に充電池周辺のケースが膨らんでいたり、変な隙間がある場合は、内部でガスが発生していることも。これはバッテリーの破裂・発火の前兆です。
⚠ これらの兆候があったらどうすればいいか
- すぐに使用を中止
- 電源・バッテリー・プラグを外す
- 充電をやめて冷たい場所で保管(ただし湿気は避ける)
- メーカーに連絡して相談(保証期間外でも重要な安全情報に該当する場合あり)
- 異常がひどい場合は廃棄(リチウムイオン電池を含む場合は自治体の指示に従って処分)
✅ 火災を未然に防ぐために意識すべき習慣
安全対策 | 内容 |
---|---|
定期点検 | 月に一度は「音・熱・臭い・変形」を確認 |
純正充電器を使う | 安全機能付きの純正品で充電管理を正確に |
使用中の違和感に敏感になる | 「いつもと違う」と思ったら即中止 |
湿気の多い場所に置かない | 洗面所や風呂場は感電・ショートの原因に |
長期未使用時は充電しないまま放置しない | バッテリーの劣化が進みやすい |
🧯まとめ
前兆の例 | 対応 |
---|---|
本体が熱い | 使用を中止し、冷ます |
異音・異臭 | すぐに電源を切り様子を見る |
煙・火花 | 感電に注意しながらプラグを抜く、119番も視野に |
バッテリー膨張 | 絶対に使用せず、破裂リスクに注意 |
「ちょっとおかしいな?」という違和感こそが、火災の予兆です。
「まだ動くから」と使い続けるのではなく、安全第一で早めの対処・相談・買い替えを心がけてください。
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