ロキソニン(市販薬名:ロキソニンSなど)は非常に効果の高い鎮痛薬ですが、「24時間いつでも自由に買える薬」ではありません。特に深夜や早朝など、時間帯によっては購入が難しいという特徴があります。
以下、その理由を詳しく解説します。
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🔷 ロキソニンが24時間いつでも購入できない理由
1. 「第1類医薬品」に分類されているから
ロキソニンは市販薬であっても、**「第1類医薬品」**という最も規制の厳しいカテゴリに属しています。
■ 第1類医薬品の特徴
薬剤師による対面またはオンラインでの情報提供が義務
購入者に対して使用上の注意や副作用のリスクなどを説明する必要がある
薬剤師が対応可能な時間帯にしか販売できない
➤ 結果:薬局が閉まっている時間帯(夜間や早朝)には購入できない
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2. ネット通販も時間制限がある
■ オンライン購入はできるが「24時間対応ではない」
たとえばAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどでロキソニンSを販売している店舗はありますが、以下のような制限があります。
薬剤師が勤務している時間内(例:10:00~18:00など)に注文処理が行われる
購入時に質問フォームやチェック項目への回答が必須
すぐには発送されず、到着までに1~2日程度かかる
➤ ネットなら「いつでも注文できる」が、「いつでも手に入る」わけではない
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3. コンビニ・100均などではそもそも販売していない
ロキソニンのような第1類医薬品は、薬剤師がいない店では販売不可
コンビニエンスストアや100円ショップ、24時間営業のスーパーなどでは、ロキソニンを購入することはできない
➤ 夜間に急に必要になっても、近所のコンビニでは買えない
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🔶 例:ロキソニンを買おうとしても難しいシチュエーション
シチュエーション 購入の可否 理由
深夜1:00に頭痛がして薬が切れた ✕ 薬局が閉店、ネット注文しても届かない
24時間営業のドラッグストア(薬剤師不在)に行った ✕ 第1類医薬品は薬剤師不在時に販売不可
午後3時にネットで注文 △ 注文はできるが、届くのは翌日以降
午前10時に薬局へ ○ 薬剤師の説明を受けて購入できる
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✅ どうすればよいか:事前の備えが大切
● 常備薬として1箱(使用期限内)をストックしておく
突発的な頭痛・発熱などに備えて、使用頻度が高い人は常備しておくのが安心です。
● 使用頻度が高すぎる場合は医師に相談
慢性的な頭痛や生理痛でロキソニンに頼りがちな場合は、根本治療の検討が重要です。
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🔚 まとめ
項目 内容
分類 第1類医薬品(販売に制限あり)
深夜・早朝の購入 ✕ 原則不可(薬剤師が不在)
ネット通販の制限 ◯ 可能だが薬剤師確認が必要・即時入手不可
コンビニ・100均での販売 ✕ 販売されていない
対策 薬局で日中に購入し、常備しておくのが安心
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必要であれば、ロキソニンが買える夜間・休日対応の薬局や、代用可能な第2類鎮痛薬の紹介も可能です。ご希望があればお知らせください。
ロキソニンは24時間いつでも買える?夜中でも買える?

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