子どもに持たせたiPhoneは時間制限が可能です。Appleの「スクリーンタイム」機能を使えば、保護者が子どもの使用時間を管理・制限できます。以下に詳しく解説します。
✅ iPhoneの時間制限機能:「スクリーンタイム」とは?
「スクリーンタイム」は、iOSに標準搭載されている機能で、次のようなことができます:
- アプリの使用時間の制限
- 就寝時間中の使用制限(ダウンタイム)
- 特定のアプリだけ許可
- コンテンツやプライバシーの制限
- 使用状況の確認(週レポート)
📲 スクリーンタイムの主な機能
1. ダウンタイム(おやすみ時間)
設定した時間帯は、基本的にアプリや通知が使えなくなります(連絡先など必要なものは除外可能)。
- 例:夜22時〜朝7時までの使用を制限
- 対応:電話やメッセージなど緊急の連絡手段は使えるよう設定可能
2. App使用時間の制限
特定のアプリやアプリカテゴリ(SNS、ゲームなど)に対して、一日に使える時間を制限できます。
- 例:YouTubeは1日30分まで
- 制限時間を超えるとグレーアウトし、「制限時間です」と表示
3. 常に許可するアプリの指定
制限中でも使用を許可するアプリを選べます。
- 例:電話、LINE、マップなどは常に許可
4. スクリーンタイムパスコードの設定
子どもが勝手に制限を解除しないよう、4桁のパスコードを保護者が設定できます。
🛠 スクリーンタイムの設定方法(保護者側)
- 子どものiPhoneで「設定」→「スクリーンタイム」
- 「スクリーンタイムをオンにする」
- 「これは子どものiPhoneです」を選択
- ダウンタイム・アプリ制限・コンテンツ制限などを順に設定
- パスコードを設定して完了
※「ファミリー共有」を使っていれば、保護者のiPhoneからもリモートで設定・管理できます。
📱 ファミリー共有で遠隔管理する方法
- 保護者のiPhoneで「設定」→「スクリーンタイム」
- 「ファミリーメンバーの名前」→「スクリーンタイムを設定」
- ダウンタイムやアプリ制限を遠隔で管理可能
📝 注意点とポイント
項目 | 内容 |
---|---|
強制性 | パスコード設定で解除できないようにする |
柔軟性 | 土日だけ緩める、夏休みは調整など可能 |
信頼関係 | 一方的にならず、理由を話し合って導入すると◎ |
バグ対策 | 子どもが回避技を使わないように定期的に見直す |
🎓 まとめ
機能 | 内容 |
---|---|
利用制限 | ダウンタイムやアプリごとの時間制限 |
管理者 | 保護者(スクリーンタイムパスコードで保護) |
遠隔操作 | ファミリー共有で保護者の端末から設定可 |
メリット | 使いすぎ防止、学習や睡眠時間の確保に有効 |
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