動く歩道が小さな子どもにとって危険な理由と、安全な使わせ方
動く歩道(ムービングウォーク)は、空港や商業施設などで歩行を補助する便利な設備ですが、小さな子どもにとっては多くの危険が潜んでいます。ここでは、動く歩道が子どもにとって危険な理由と、親としての安全な使わせ方について詳しく解説します。
1. 動く歩道が小さな子どもにとって危険な理由
(1) 乗り降りのタイミングが難しい
- 動く歩道に乗る瞬間や降りる瞬間はタイミングが重要ですが、小さな子どもは自分で判断するのが難しく、つまずいたり転倒する危険があります。
- 歩道の動く速度にうまく足を合わせられず、転んでしまうこともあります。
(2) バランスを崩しやすい
- 小さな子どもはまだ体のバランスを取る能力が十分に発達していないため、動く床の上でふらついて転倒するリスクが高いです。
- 急な動きや揺れに対応できず、倒れてしまうことがあります。
(3) 手すりや端に挟まれる危険
- 子どもの手や指が動く歩道の手すりに巻き込まれる可能性があります。
- 靴の紐やスカートのすそ、リュックのストラップなどが巻き込まれることもあり、特にクロックスのような柔らかい靴は危険です。
(4) 逆走・ふざけることによる事故
- 子どもは遊び感覚で動く歩道を逆走しようとしたり、走ったりすることがあります。
- 速度に負けて転倒したり、周囲の人とぶつかる危険があります。
(5) 突然の停止で転倒する可能性
- 動く歩道が機械トラブルや緊急停止ボタンで急に止まることがあります。
- 子どもは反射的に踏ん張るのが難しく、急停止時に転んだり、前の人にぶつかることがあります。
2. 親としての安全な使わせ方
(1) 必ず手をつなぐ
- 子どもが一人で乗ると、転倒やふらつきのリスクが高まるため、親が必ず手をつなぎ、しっかり支える。
- 片手で手すりを持ち、もう片方の手で子どもを支えるのが理想的。
(2) 乗るときは慎重にサポートする
- 動く歩道に乗る前に、「ここで止まってね」と教え、乗る瞬間は親が一緒に歩調を合わせて足を出す。
- 乗るときは焦らず、周囲の安全を確認してから乗る。
(3) 靴や衣服の巻き込みに注意する
- 靴ひもはしっかり結び、スカートやリュックのひもが垂れ下がっていないか確認する。
- 特にクロックスやサンダルは巻き込まれやすいため、動く歩道ではしっかり足元を注意する。
(4) 動く歩道の上では歩かせない
- 小さな子どもはバランスを崩しやすいため、動く歩道では歩かせず、必ず立たせたまま移動する。
- どうしても歩く場合は、手をしっかり握ってゆっくり進ませる。
(5) 降りるときは「降りたらすぐ前に進む」と教える
- 降りるときに立ち止まると、後ろの人に押されて転倒する可能性がある。
- 「降りたらすぐに前に進もうね」と事前に説明し、降りた後の動きもサポートする。
(6) 遊ばせない・ふざけさせない
- 動く歩道の上でジャンプしたり、逆走しようとしたりしないように、事前にしっかり言い聞かせる。
- 特に兄弟や友達同士でいる場合は、はしゃぎやすいので注意する。
(7) 緊急停止ボタンの位置を確認しておく
- もし巻き込み事故や転倒が発生した場合に備え、親は緊急停止ボタンの場所を事前に確認しておく。
- 万が一のときはすぐに係員に知らせる。
3. まとめ
動く歩道は便利な設備ですが、小さな子どもにとっては危険が多いため、親がしっかりとサポートすることが大切です。
- 必ず手をつなぐ
- 乗る・降りるときは慎重にサポート
- 靴や衣服の巻き込みに注意
- 動く歩道では歩かせず、ふざけさせない
- 緊急時の対応を事前に把握する
これらのポイントを守れば、子どもと一緒に安全に動く歩道を利用することができます。
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