インフルエンザ予防接種は無料?補助金や補償はある?
インフルエンザの予防接種は、原則として全員が無料で受けられるわけではありません。 ただし、年齢や住んでいる自治体、勤務先の制度によっては、費用の全額または一部を補助してもらえる場合があります。
また、「補填・補償」には、接種費用の補助と、接種後に健康被害が生じた場合の救済制度という、別々の仕組みがあります。
1. インフルエンザ予防接種の費用は無料なのか
日本では、一般的なインフルエンザ予防接種は、病気の治療ではなく予防を目的とするため、原則として健康保険が適用されず、自己負担になります。
| 対象者 | 費用の基本的な扱い |
|---|---|
| 一般の成人 | 原則、全額自己負担 |
| 子ども | 自治体の助成があれば、一部または全額補助の場合がある |
| 高齢者 | 定期接種の対象者は、自治体の助成を受けられる場合がある |
| 会社員 | 勤務先が費用を負担・補助する場合がある |
| 生活保護受給者など | 自治体の制度によって負担が軽減される場合がある |
費用は医療機関や接種方法によって異なります。無料かどうかは、年齢だけでなく、自治体や勤務先の制度も確認する必要があります。
2. 高齢者や子どもは無料になる?
高齢者の場合
定期接種の対象は、原則として次の人です。
- 65歳以上の人
- 60~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能障害などがあり、一定の要件を満たす人
対象者でも、全国一律で無料とは限りません。自治体が費用の一部を負担し、本人が一定額を支払う地域もあれば、全額公費負担で自己負担が無料になる地域もあります。
子どもの場合
子どものインフルエンザ予防接種は、一般に任意接種です。自治体独自の助成があれば、費用が安くなったり、無料になったりする場合があります。
確認先は、市区町村の公式サイト、保健センター、接種を受ける医療機関です。
3. 接種費用を補助・補填してもらう方法
次の3つを確認しましょう。
- 自治体の助成制度: 子どもや高齢者などを対象にした補助があるか確認する。
- 勤務先の福利厚生: 会社が予防接種費用を全額または一部負担しているか確認する。
- 加入している健康保険組合: 独自の補助制度がないか確認する。
なお、通常のインフルエンザ予防接種は健康保険の給付対象ではないため、接種しただけで健康保険から費用が払い戻されるわけではありません。
4. 予防接種後に健康被害が起きた場合、補償される?
予防接種後に重大な健康被害が発生した場合、一定の条件を満たせば救済制度を利用できる可能性があります。
| 接種の種類 | 主な救済制度 |
|---|---|
| 法律に基づく定期接種 | 予防接種健康被害救済制度 |
| 定期接種以外の任意接種 | 医薬品副作用被害救済制度など |
救済制度では、医療費や医療手当、障害年金、死亡時の給付などが対象になる場合があります。ただし、接種後に症状が出たというだけで自動的に補償されるわけではなく、制度ごとの審査・認定が必要です。
また、接種したのにインフルエンザに感染した場合、感染したこと自体に対して通常、補償金が支払われる制度ではありません。
5. 自分が無料・補助の対象か調べる
お住まいの自治体によって制度が異なるため、具体的な金額を知りたい場合は、地域を特定して調べるのが確実です。


コメント