託児室が「思った以上に寒い」「子どもの手足がすぐ冷える」と感じるのはよくあることです。理由ははっきりしていて、安全・衛生・運営優先の環境が、どうしても「寒さ」を招きやすいからです。
ここでは原因 → 実践的な対策 → その場でできる対処法 → 実際に多い失敗談まで、保護者・施設双方の視点で詳しく解説します。
託児室が寒くなりやすい主な原因
① 感染症対策で換気が最優先
託児室は
・集団保育
・乳幼児の利用
・長時間滞在
が前提のため、換気量が非常に多い。
➡ 暖房を入れていても、暖気が常に外へ排出される。
② 床が冷たい(最大の要因)
多くの託児室は
・フローリング
・クッションフロア
・薄手マット
が中心。
➡ 座る・寝転ぶ・ハイハイするほど
床から体温を奪われる。
③ 空調設定が「大人・職員基準」
保育士・スタッフは
・動き回る
・重ね着ができない
ため、やや低め設定になりがち。
➡ 薄着・小柄な子どもには寒すぎる。
④ 出入口・廊下に近い構造
- 受付横
- 廊下直結
- 非常口付近
➡ ドアの開閉で冷気が直撃。
⑤ 子どもは体温調節が未熟
- 体表面積が大きい
- 筋肉量が少ない
- 汗をかいた後に冷えやすい
➡ 大人より数倍早く冷える。
託児室が寒いことで起きやすい影響
- 手足の冷え
- お腹の不調
- 眠りが浅くなる
- 機嫌が悪くなる
- 帰宅後の鼻水・発熱
➡ 「寒いだけ」で終わらない。
事前にできる現実的な対策(最重要)
① 服装は「動く前提+冷え防止」
おすすめ構成👇
- 長袖インナー(綿素材)
- 脱ぎ着できる上着
- レギンス・タイツ
- 腹巻き or お腹を覆う服
※ 首・お腹・足首を守る。
② 防寒アイテムを持参する
- 薄手ブランケット
- レッグウォーマー
- 厚手靴下
➡ 床冷え対策が最優先。
③ 事前に施設へ確認・共有
- 室温の目安
- 冷えやすい体質
- 上着着用の可否
➡ 伝えるだけで配慮が変わることが多い。
利用中にできる具体的な対処法
- 上着を着せたまま過ごさせる
- 靴下を履かせる・厚手に替える
- 床に直接座らせない
- 手足が冷たければ保育士に相談
※ 遠慮は不要。
よくある失敗談(非常に多い)
❌「室内だから大丈夫」と薄着で預けた
→ 午睡中に冷える
→ 帰宅後に体調不良
❌ マットがあるから安心した
→ マットが薄く、床冷え直撃
→ お腹を壊す・下痢
❌ 汗をかいた後の着替えを忘れた
→ 汗冷え
→ 夕方から鼻水・発熱
❌ 大人基準で判断した
→ 親は快適
→ 子どもは手足が氷のよう
特に冷えに注意が必要な子ども
- 0〜3歳児
- 痩せ型
- 低体重児
- 午睡がある子
- 冬季・朝夕利用
➡ 冷えの影響が出やすい。
冷えのサイン(即対応)
- 手足が冷たい
- 唇が白っぽい
- 元気がない
- 抱っこを求める
- 眠りが浅い
➡ この時点で対処が正解。
まとめ(重要ポイント)
- 託児室は換気過多+床冷えで寒くなりやすい
- 対策の中心は「服装」と「床対策」
- 子どもは寒さを言葉にできない
- 我慢させない・早めに相談が正解
託児室の寒さは「仕方ない」部分もありますが、防げる冷えでもあります。
「少し寒そう」と感じたら、その直感を信じて行動することが、一番の体調管理です。


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