【つらい】マレーシアがメチャメチャ暑いのは何故？原因と暑さ対策【涼しくしたい・熱中症・日差し・温暖化】

マレーシアが「かなり暑い」と感じられる気候的・地理的な理由と、それに対する現地で実践できる暑さ対策を詳しく解説します。マレーシアは赤道に近く、年間を通して蒸し暑い気候が続くため、対策を知らないと体調を崩す原因にもなります。

■ マレーシアが暑い原因

1. 赤道直下の熱帯気候（常夏）で一年中高温多湿

• マレーシアは赤道に非常に近い位置にあり、熱帯雨林気候に属します。
• 一年を通して平均気温が27〜33℃前後で、**「冬」や「涼しい季節」がありません。
• 湿度も高く、年間平均湿度は70〜90％。汗が蒸発しにくく、体感温度が実際より高く感じられます。

2. 日差し・紫外線が非常に強い

• 太陽の高度が常に高いため、日中は紫外線（UV）が非常に強烈。
• 曇っていても紫外線指数が高いため、肌・目へのダメージが蓄積しやすい。

3. 都市部のヒートアイランド現象

• クアラルンプールなどの都市部では、アスファルトやビル群の蓄熱により夜でも気温が下がりにくい。
• 車の排熱や工事現場の熱も加わり、都市内は特に体感温度が上昇しやすい。

4. 雨季特有の蒸し暑さと急激な気温上昇

• マレーシアは大きく分けて**西海岸（クアラルンプール側）と東海岸（クアンタンなど）**で雨季の時期が異なります：

■ マレーシアでの具体的な暑さ対策（旅行者・居住者共通）

1. 通気性の良い服装と紫外線対策を両立

• リネンやコットンの薄手で風通しの良い服が最適
• 屋外ではUVカットの長袖・帽子・サングラスを着用
• 現地でもマレー系住民が着るバジュ・クルンやヒジャブの素材は通気性重視

2. 日焼け止めはSPF50＋を塗り直し

• 高紫外線のため、SPF50＋、PA++++ の日焼け止めを2〜3時間おきに塗り直す
• ビーチやプールではウォータープルーフタイプ＋ラッシュガードが有効

3. 水分・電解質をこまめに補給

• 毎日2〜3リットルの水分摂取が推奨される
• 「100Plus」「Revive」「Pocari Sweat」などのスポーツドリンクやローカル飲料で電解質も補給
• 熱帯果物（スイカ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど）で水分補給も可能

4. 行動時間をずらして直射日光を避ける

• 午前10時〜午後3時は最も暑く紫外線が強いため、屋外活動は早朝または夕方以降が望ましい
• 地元でも昼休み（ナシ・クニン休憩）文化があるため、昼は休憩が推奨されます

5. 室内の冷房と換気のバランスを取る

• ショッピングモール、カフェ、公共交通は冷房が非常に強く、羽織れるものを持ち歩く
• 部屋では冷房の効きすぎを防ぐために、設定温度は24〜26℃程度が目安

6. 熱中症や脱水症状に注意

• 【初期症状】頭痛、だるさ、めまい、吐き気
• 【対応】涼しい場所に避難し、首や脇を冷やす／経口補水液（ORS）を飲む
• 現地の薬局では「ORS Powder」「Rehidrat」などが購入可能

■ 地域別の特徴と対策ポイント

■ 子ども・高齢者・妊婦への注意点

■ まとめ

▼ マレーシアが暑い主な理由

▼ 効果的な暑さ対策